来客があったため、夜は中華料理店の「双盛園」に行った。店自体はいくつか店舗があるようで、今回行ったのは黄河路沿いのお店。
昼間は普通の店構えであるが、夜になると他の店のように電飾だらけで煌びやかになる。(海鮮のお店なのに雪ダルマの電飾があるのは謎)
ここはたまに結婚式が行われるような場所なので、高かったらどうしようと内心ドキドキしながら中に入る。
入ってみると内装は赤を基調としておりなかなか綺麗。それに従業員の態度も予想外に好感が持てる。注文も実物を見て頼むことができるため中国語が苦手な人でも安心。ただ、野菜などは未調理で並べられているので、調理方法についてはある程度説明できた方が良いと思う。
定番のウニや海老などに加え、gyawaが大好きな「辣子鸡」を注文。この「辣子鸡」は四川料理の一つで、鳥軟骨の唐揚げにピーナッツ、それに唐辛子を刻んだものがこれでもか!というぐらい入っている。(具材の半分は唐辛子!)
一度、四川の店で食べてからやみつきであり、ビールや酒類に非常に良く合う。大抵どこの店でも食べられるが、かなり辛いので苦手な人は注意が必要。特に四川の店での辛さは尋常ではないが、食べたことのない人は是非一度食べて欲しいと思う。
その他におもしろいものでは
豚鼻の丸焼きや
食用蛙があった。
蛙自体こちらでは珍しいものではない(食べたことはなく注文する勇気も無いが、味は鶏肉に似ているらしい)が、これだけの数になるとさすがに気持ちが悪い。まあ、以前行った店で見た皿の上に大量に盛られた
イモムシほどではなかったが…。(実は過去に一度だけ食べたことがある。味は海老の殻におからを詰めたような感じ。正直おいしいとは思えないが、食べるとすればあまり対象を見つめ過ぎない方が良いだろう)
肝心の料理だが、味もおいしく量も多めでかなり満足できた。値段も予想していたよりも安く(一人あたり100元程度)平日でも大繁盛している理由が納得できる気がした。お手軽に大連の海鮮を楽しみたければおすすめの店である。