中国大連にて情報系技術の現地指導(オフショア開発)を行っている「ぎゃわ」の雑記帳。日本語で話しかけてくる現地技術者達に負けずに、中国語で会話するのが当面の目標。※10月から新たなスタートを切りました!
by gyawa
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採用面接
例年この時期から中国での採用活動が本格化する。通常の採用面接に始まり中国各地を訪問する企業説明会ツアーまで様々だ。この企業説明会ツアー、各地の説明会場を企業担当者が一緒になってまわるのだが、毎年必ずフライングする企業がいるのがおもしろい(ツアーバスが到着するより先に自分たちで会場入りして、優秀な人材を確保してしまうのだ!)。まさに弱肉強食、やったもの勝ちの世界である。

そんな中国での採用活動であるが、当社にも連日、朝から晩まで応募者が面接に来ている。基本的に採用活動は中国人マネージャと管理部の人間に任せているのだが、リーダやマネージャクラスの人間との面接の時だけgyawaも同席させてもらっている。言葉は分からなくても、自分との関わりが大きい人間の採用には口を出しておきたいからだ。今回は中国での採用面接について少し紹介してみたい。

まず、基本的にこちらでは男性でもスーツを着用する習慣はない(スーツが高価であるのも理由の一つ)。そのため、応募者は私服で面接に来るのだが、たまに限度を超えて汚い格好で来社する応募者がいる。そんな方はどんなに優秀でも、面接前から採用する気になれない。見た目の問題で人を決め付けるのはいけないことであるが、こちらも人間なので許容できる限度がある。まあ、日本では絶対にないことだとは思うが…。

gyawaが面接の最初で尋ねるのが応募理由だが、一番多い回答が「お金と待遇」である。日本人だったら心でそう思っていても、とりあえず向上心や技術の探求、御社への貢献などと、それっぽいことを言うものであるが、中国人はストレートだ。契約社会の中国では契約期限が切れるに伴って、より給料の高い企業に移ろうと考えている人間がほとんどである。金の亡者みたいで嫌悪されるかもしれないが、これにはちゃんと理由があるのだ。

契約=終身雇用でない中国では、稼げるうちに稼いでおかないと将来働けなくなった(契約してもらえなくなった)時に苦労することになる。彼らの考え方の根底には、それに対する不安があるようだ。一般の人達にとって、日本のように正社員で安定した生活というのは夢なのだ。そのため、手段を問わずにできるだけ自分を高く売ることにみな熱心である。

ただ、採用側からすると自分を誇張する人間が多くて困ることが多い。
・技術力に優れると言っておきながら、突っ込むと簡単な事に答えられない。
・日本語の日常会話ができると書いておきながら、実際には全然話せない。
・日中間を取りまとめた経験があると豪語しておきながら、ただの通訳だった。
などなど、挙げればきりがない。

経験上、これに対抗するためにはその場でシミュレーションを行うことだ。ある業務上のワンシーンを想定し、応募者に対してあなたならどうするかを尋ねるのである。これは結構効果的である。予め回答を用意できないこともあって、その人自身の偽らない言葉が聞けるからだ。まあ、難点があるとすれば通訳を介さないとgyawa自身が理解できないところだろうか…。

#中国の履歴書には名前や住所のほかに、必ず部族欄があります。漢族でないと採用しない企業なんてあるんでしょうかね?どなたか詳細求む!

今日の運動:ローラー20(ちょっとサボり気味)
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by gyawa | 2005-08-30 23:37 | 働く
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