日本の家電を中国で使う場合、こちらは220Vなので変圧器を使うのが一般的。ただ、炊飯器やドライヤーなど熱を伴うものは現地で購入した方が良い。大きなワット数のものは変圧器自体が大きすぎてかさばるし、値段も高い(下手したら数万円)からだ。ただ、この変圧器使い忘れると大変なことになってしまう。
元々出張が多かったgyawaの旅行カバンの中には、常にドライヤー(日本製)が常備してあった。しかし、もちろん中国では使うことができないので、常駐となった当初はドライヤーが無くて非常に不便だった。
とある肌寒い日、どうしても髪を乾かしたかったので「いくら220Vといえども1分程度は持つだろう」と軽い気持ちでプラグを差し込んで、おもむろにスイッチを入れた。瞬間、ドライヤーの先端からゴォーという音と共に炎が噴き出す!あわててスイッチを切ったのだが時すでに遅く、ドライヤーは既に帰らぬ人となっていた。
1分どころか1秒ももたなかったドライヤーもだけど、炎が吹き出た先端を頭にあてていたら一体どうなっていたことか…。次の日すぐにドライヤーを買いに行ったことは言うまでもない。